代表者インタビュー
問題解決のお役に立てるかも、と思い司法書士に
――司法書士を目指したきっかけを教えてください
学生時代は理系だったので、そのときはまさか自分が司法書士になるとは全く思っていませんでした。
大学院を修了後に東京の住宅メーカーで土地活用アパート建築請負事業の営業職として勤務していたときに、初めて司法書士という職業を知りました。
お客様とお話をしていると、土地の権利関係が複雑になっていて、建物を建てたくても建てられなくなっているケースがありました。
なぜなのかな、と思って調べてみると、適切な相続登記をしていなかったことが原因のひとつであることがわかりました。
登記や相続手続きの専門家である司法書士になれば、そのような問題の解決にお役に立てるかも、と思ったのが司法書士を志したきっかけです。
独立開業しやすいのも魅力的でしたし、住宅メーカーでの経験も生かせると思いました。
そこで、会社勤めをしながら司法書士試験の勉強を始めました。その後、会社を退職し、司法書士事務所に勤めながら司法書士試験の勉強を続けました。
――受験生の頃に大変だったことはありますか?
仕事をしながら受験生をしていたので、まずは勉強時間を確保するのが大変でした。
でも、当時の事務所の所長の先生が応援してくださり、なるべく定時で帰宅させてもらったり、試験前にまとまった休みを取ったりすることができたので、とても感謝しています。
勉強してもなかなか点数が伸びない時期があって苦労しましたが、3回目の受験で合格することができました。
大好きな福岡で開業
――福岡で事務所を開業することにしたのはなぜですか?
私は滋賀県の生まれですが、福岡は学生時代を過ごした大好きな街で、福岡で開業することを目標に受験勉強に励みました。
独立して開業すると人との繋がりが大切になるので、人脈があるのもいいなと思いました。
――どのようなご相談やご依頼が多いですか?
相続関係や成年後見のご相談が多いですね。
もともと相続が発生した後に実体に合った正しい登記申請をするためのお手伝いをしたいと思って司法書士になったので、今後も相続や不動産登記の分野は重点的に扱っていきたいと考えています。
小さな事務所ですから、お客様と「顔が見える関係」で仕事ができる成年後見の分野にも、積極的に取り組んでいます。
もちろん、会社の設立や変更の登記、債務整理に関するご相談も承っています。
―仕事をしていてやりがいを感じるのはどのようなときですか?
地味かもしれませんが、自分が申請をした登記が登記簿に反映されたときですね。
登記申請は細かい仕事なので、滞りなく手続が進むことはとても大切だと思っています。
成年後見の業務では、私が成年後見人に選任された結果として、それまで滞っていた手続きが進み出すことがあります。
そのようなときにはお客様から感謝のお言葉をいただいたり頼りにしていただけることが多いので、とても励みになっています。
――休みの日は何をしていますか?
大学のサークルで始めたジャズドラムを今でも続けているので、どこかで演奏していることが多いです。
仕事をしていると音楽をやりたくても毎回同じメンバーで集まることがなかなか難しいのですが、ジャズは飛び込みで演奏したり、その場に集まったメンバーで自由に演奏できるのがいいですね。
――最後に、ひと言メッセージをお願いします。
お早めにご相談いただけると、解決もスムーズになります。
初回のご相談は無料で承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。